- そうかい
- I
そうかい【僧戒】僧侶の守らなければならない戒律。IIそうかい【僧階】僧侶の階級。 僧正の権(ゴン)・正・大の三階, 僧都(ソウズ)の権少・少・正・権大・大の五階など。→ 僧位IIIそうかい【創開】初めて開設すること。IV
「西鶴は一種の小説を~せり/獺祭書屋俳話(子規)」
そうかい【壮快】体が元気で, 気力がみなぎり, 気持ちがよい・こと(さま)。V「~な気分」
そうかい【挿鞋】木製の浅い沓(クツ)。 外側に錦(ニシキ)を張り, 底に革をつける。 天皇や高僧が用いる。 草鞋。VIそうかい【掃海】機雷など海中の危険物を取り除いて, 航路の安全をはかること。VII「湾内を~する」
そうかい【桑海】〔「桑田滄海(ソウデンソウカイ)」の略〕世の中が激しく移り変わること。→ 桑田滄海~の変(ヘン)「滄海変じて桑田となる」に同じ。VIIIそうかい【滄海・蒼海】あおい海。 あおうなばら。~の一粟(イチゾク)〔蘇軾「前赤壁賦」〕(1)大海の中の一粒の粟(アワ)。 広大なものの中のきわめて小さいもののたとえ。 大海の一粟。(2)宇宙における人間の存在のはかないことのたとえ。~変じて桑田(ソウデン)となる〔儲光羲の詩「献八舅東帰」より〕青海原が桑畑に変わるように, 世の中の移り変わりが激しいこと。 桑田変じて滄海となる。 滄海桑田。IXそうかい【爽快】さわやかで気持ちのよい・こと(さま)。「~な目覚め」
﹛派生﹜~さ(名)Xそうかい【総会】ある団体に属する構成員が集まって開く全体会議。 普通, その団体の最高議決機関となる。XI「株主~」
そうかい【草芥】〔「そうがい」とも〕雑草とごみ。 また, ごみ。XIIそうかい【草鞋】(1)わらじ。 そうあい。(2)「挿鞋(ソウカイ)」に同じ。XIIIそうかい【藻海】〔Sargasso Sea〕北大西洋の, ホンダワラ類の海藻が表層一面に浮遊している区域。 北緯二〇~四〇度, 西経三五~七五度の広い海面で, 風も弱く, 帆船時代には航海の難所として恐れられた。 また, ウナギの産卵場として有名。 サルガッソー海。 藻の海。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.